倉稻魂命

倉稻魂命(ウケノミタマ)は、日本書紀に登場する神聖なる女神です。「倉稲(ウケ)」とは穀物や食物という意味で、特に稲霊を表し穀物の神とされています。豊受神(とようけのかみ)や、保食神(うけもちのかみ)などのウケに通じ、食物の意とされています。

     稲荷

「倉稲」は、稲の束を倉に収蔵したもので、それを「ウケ」と呼ぶのは、清浄で立派な食物と考えているからです。「稲」は元々「生根」と書き、人々の生命の根本を養い育てる力を持っています。

このウケノミタマを祭る神社は、全国にある稲荷社といわれ、京都「伏見稲荷大社」が稲荷社の総本社とされているのです。

    瑞穂の国

豊かな稲穂が永遠に実るという「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」。

神意によって稲が豊かに実り、栄えるというわが国は、みずみずしい稲穂を意味する瑞穂の実る国と自己認識してきた伝統を持っています。

天甜酒(あまのたむさけ)

古事記や日本書紀には「八塩折(やしおり)の酒」、「天の甜酒(あまのたむざけ)」といったお酒の名前が記されています。「天の甜酒」は現在の甘酒のようなものであったと言われており、素戔鳴尊(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を倒す時に使った事で知られています。この「天甜酒(あまのたむざけ)」が現在、多くの方々に愛されている歴史ある甘酒なのです。 

物語り

もう50だと思っていた。

でもまだ50だった。

泣いたり、笑ったり、

怒ったり、けんかしたり。

いろいろあった。

いままで、できなかったことを嘆くより、

これからを楽しもう。

さ、次はわたしの番だ。

お気に入りの制服、部活

恋ばな、楽しかった修学旅行。

初めての仕事、新しい家庭。

たくさんの驚きやよろこびで輝いていた。

お風呂、お布団、おいしいご飯。

幸せってシンプルにできている。

更年期、認知症、生活習慣病、親の介護。

人生の後半戦はなにやら大変そうだ。

心の渇きには、旅がある。

車窓からの稲穂は清々しい。

呼ばれるように神宮に向かった。

食べ物と生活をつかさどる外宮豊受(トヨウケ)の女神。

何やらお米には神聖な霊力が宿るらしい。

鬼を切ったり(おにぎり)、

御結び(おむすび)したり。

稲穂の女神を

倉稲(ウケ)と呼ぶらしい。

豊受の女神ともども頼もしい。

わたしは、新しい冒険に向かう決心をした。

大丈夫。女神さまがついている。

人生を楽しむって、

むずかしいから、たのしい。

わたしの未来は、おなかがつくる。

代表あいさつ

平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

弊社くらしき総研は令和3年の創業以来、「倉敷市の未来を大局視し、皆さまと共に地域経済を創設する」という経営理念のもと活動に取り組んでまいりました。

特に私自身が20年来、ライフワークとして取組んでいる農業活性化の諸問題を解決すべく、「倉稻魂命」をプロジェクトリーダーとしたプラットフォーム(産業基盤)を構築していく決意です。

地域社会に貢献できる組織づくりを目指し、たゆまぬ努力を続けてまいります。今後とも皆様のご愛願の程、よろしくお願い申し上げます。

令和6年1月24日 

代表 服部大平